鬼の話と疫病との関係

大江山には、鬼とは疫神(疫病)のこと。鬼退治は疫病と向き合い戦った昔の人々の話が残っている。

水の中にいる鬼は、洪水や大雨が多かった年に疫病がはやったからという。

薬師如来は、薬の壺を持っている。

疫病は目に見えないものとされ道を通してやってくるとされた。

平安時代に疫病がはやり、それを描いてきた神話が残る。


日本神話に描かれた疫病と日本人との関係とは?:時事ドットコム (jiji.com)

度重なる感染症と自然災害で生まれた奈良時代・平安時代の文化と制度(福和伸夫) – 個人 – Yahoo!ニュース

疫病は西の九州から広がるとされていたため、都につながる山陰道の途中にある大枝山で儀式が京の手前で行われたという、儀式(鬼に帰っていただく)の絵が残っている。

見えないものが怖い。見える姿にしたのが想像力で描かれたのが鬼の絵。

少しでも不安を減らしたいという人々の願いが鬼の話を生み出した。

鬼のイメージが広がる。掛け軸が寺への寄付を募るときに必要だった。

鬼からみんなを守り、健康を守るといって鬼を利用していた寺も多い。

鎌倉時代の源頼光(ライコウ)が鬼を退治しヒーロー化する大江山の絵詞して鎌倉時代の礎をつくった室町幕府3代将軍・足利義満。

歴史秘話ヒストリア – NHK
大江山鬼退治 なぜ人は鬼を討つのか?

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